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IPV6対応について

v6プラス対応で何が変わる?対応プロバイダは?

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光回線の通信速度低下、その原因は?

どうも、ドコ太郎です。

仕事も終わり自宅に帰って、食事とお風呂を済ませてから寝るまでの間に
お酒でも飲みながらお気に入りのネット動画を見る、なんて良いじゃないですか。

あるいは、何の予定も無い日曜日に朝から一杯飲みながら動画配信サービスを楽しむ、
なんて至福の時間ですよね。

ところが実際に平日の夜間や日曜日にネットで動画を見ようとすると、
読み込みに時間が掛かってまともに見られないことがあります。

このように夜間や土日などインターネット利用者の増える時間帯になると、
光回線で多かれ少なかれ通信速度が低下します。

では利用者の増える時間帯で通信速度が低下するのは何故なのでしょうか?

光回線で通信速度の低下を招く大きな原因の1つが「混雑」です。

自宅のパソコンがインターネットの世界と繋がるには、
プロバイダ設備と網終端装置というところを経由しなければいけません。

まだETCが無かった頃の高速道路で、
交通量が増えると料金所付近では必ずと言って良いほど渋滞が起きていました。

これと同じで、光回線も利用者の増える時間帯になるとプロバイダ設備や
網終端装置で混雑が発生し、通信速度の低下を招いてしまうわけです。

プロバイダ設備についてはプロバイダが増強を進めているものの、
NTTが管理する網終端装置については増強があまり進んでいません。

網終端装置の増強には膨大なコストが掛かり、
NTT東日本・西日本だけでは到底賄いきれないんです。

そこでプロバイダ側にもコスト負担を求めているものの、負担割合で折り合いが付かず、
増強が進んでいないんですね。

それからもう1つ「速度制限」の問題もあります。

フレッツ光やドコモ光などの光コラボレーションでは最大通信速度は1Gbps、
NURO光であれば最大2Gbpsなどとなっています。

回線の最大通信速度が1~2Gbpsなら、多少減退すると言っても、
実測値で500Mbps以上出てもおかしくないはずですよね。

ところが実際には100Mbps以上出れば速い方と言われるぐらいです。

現状光回線で主に利用されている通信方式が「IPv4 PPPoE」なんですが、
これには回線の最大通信速度とは別に最大200Mbpsの速度制限が設けられています。

最大1Gbpsや2Gbpsの回線で実測値が100Mbps出れば良い方なのは、
この通信方式の速度制限のせいだったんですね。

IPv6で光回線の通信速度は改善できる?

光回線の通信速度が遅くなる原因は分かりましたが、
それを取り除き通信速度をアップさせる方法はあるのでしょうか?

現状光回線の通信速度をアップさせる最善の方法と言われているのが、
通信方式を「IPv6」に変えるということです。

現在主に使われているIPv4に対して、IPv6は次世代通信方式と言われています。

光回線事業者やプロバイダの公式サイトなどで、
「IPv6対応」といった書かれているのを見掛けます。

このIPv6対応の回線やプロバイダを利用することで、
通信速度の改善が期待できるんですね。

では通信方式IPv4からIPv6に変えると、何故通信速度が速くなるのでしょうか?

IPv4には
 ・プロバイダ設備の混雑
 ・網終端装置の混雑
 ・最大200Mbpsの速度制限
という通信速度低下を招く原因がありました。

IPv6では、網終端装置を経由しなくてもインターネットに繋がるので、
まず網終端装置の混雑が回避できます。

また全てではありませんが、最大200Mbpsの速度制限も無くなります。

IPv4で通信速度の低下を招く原因の2つを、IPv6では排除できるわけですから、
通信速度がアップする可能性が高いということになるんですね。

IPv6でも通信速度アップが期待できないことも

IPv6対応のプロバイダに乗り換えたり、プロバイダはそのままで通信方式をIPv6に
変えることで通信速度アップが期待できます。

ところが通信方式をIPv4からIPv6に変えても、
通信速度がアップしないこともあるんです。

実はIPv6と言っても1種類ではなく
 ・IPv6 PPPoE
 ・IPv6 IPoE
 ・IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)
という3種類があります。

IPv6 PPPoEは、IPv4 PPPoEと「PPPoE」という部分が共通しており、
最大200Mbpsの速度制限が設けられたままになってしまうんです。

ですから、網終端装置の混雑は回避できるので多少の速度アップは見込めるものの、
速度制限のせいで大幅アップが期待できません。

IPv6 IPoEとIPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)については、網終端装置も経由しませんし、
最大200Mbpsの速度制限もありません。

じゃあIPv6 IPoEとIPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)のどちらでも通信速度の大幅アップが
期待できるかというと、そうもいかないんです。

IPv6 IPoEで通信速度の大幅アップが期待できるのは、
IPv6に対応したサイトやサービスを使った場合のみです。

現在主に使われているIPv4と次世代のIPv6の間には互換性がありません。

なのでIPv4にしか対応していないサイトやサービスをIPv6で利用することが
できないんです。

現在IPv6に対応している主なサイトやサービスは
 ・Google
 ・YouTube
 ・Facebook
 ・ネットフリックス
 ・ウィキペディア
 ・IPv6対応プロバイダの公式サイト
ぐらいです。

ちなみに内閣府や総務省など官公庁のサイトもIPv6対応なんですが、
ほとんどお世話になることがないですね。

先に挙げたサイトやサービスを利用する場合は、IPv6での通信となるので、
通信速度の大幅アップが期待できます。

ところがそれ以外のIPv4のみ対応のサイトやサービスは、
従来通りIPv4での利用となり通信速度も従来通りとなってしまいます。

今のところIPv4にしか対応していないサイトやサービスの方が圧倒的に多いですから、
IPv6 IPoEで通信速度がアップすると言っても限定的なんですね。

IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)は、特別な技術によって、
IPv4のみ対応のサイトやサービスもIPv6で利用できるようになっています。

ほぼ全てのサイトやサービスをIPv6で利用できるようになるので、
IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)だと通信速度の大幅アップが期待できます。

IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)対応プロバイダなんて無い!?

プロバイダの公式サイトで、「IPv6対応」はよく見ても、
「IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)」と書かれているのはほとんど見ないと思います。

そうするとIPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)に対応しているプロバイダなんて
無いんじゃないかと思っちゃいますよね。

実はIPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)のサービスを提供している事業者は、
それぞれに独自のサービス名が付けています。

ですからプロバイダの公式サイトなどではサービス名で書かれることが多く、
「IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)対応」と書かれることが少ないだけなんです。

IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)の主なサービス名は
 ・v6プラス(日本ネットワークイネイブラー)
 ・transix(インターネットマルチフィード)
 ・高速ハイブリッド(ソフトバンク)
 ・IPv6オプション(BIGLOBE)
などです。

これらは名前こそ違いますが、全てIPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)ですから、
利用することで通信速度の大幅アップが期待できますよ。

ちなみに、ドコモ光のプロバイダでIPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)に対応している場合は、
ほとんど「v6プラス対応」となっています。

ですからドコモ光のプロバイダ選びで、通信速度を重視するのであれば、
v6プラス対応のプロバイダを選ぶと良いですよ。

ドコモ光でv6プラス対応プロバイダは?

ではドコモ光のプロバイダでv6プラスやtransixなどIPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)に
対応しているのはどれぐらいあるのでしょうか?

ドコモ光のプランA・プランBで選べるプロバイダは26社あり、
その内IPv6対応なのが24社、IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)対応は10社のみです。

ドコモ光でIPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)に対応している10社は
 ・GMOとくとくBB
 ・BIGLOBE
 ・ANDLINE
 ・IC-net
 ・@nifty
 ・So-net
 ・SIS
 ・ぷらら
 ・ドコモnet(東京・大阪以外)
 ・タイガースネット
となっています。

ちなみにこの内BIGLOBEは「v6オプション」、ぷららとドコモnetは「transix」、
それ以外は「v6プラス」というサービス名です。

数はあまり多くありませんが、有名プロバイダはもちろん、あまり名前を
聞いたことがないプロバイダでも対応しているところは少なくないんですね。

またドコモ光専用プロバイダであるドコモnetは、
東京と大阪ではIPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)には対応していません。

東京と大阪のみ対応で、それ以外の地域では非対応ということはあっても、
その逆というのは結構珍しいですね。

それだけに東京や大阪、そしてその周辺の府県で利用する場合には注意してください。

絶対と言うわけではありませんが、ドコモ光で通信速度を重視するなら、
プロバイダはこの10社から選んでおけば間違いないのではないでしょうか。

v6プラスに弱点は?

v6プラスやtransixなどに対応したプロバイダを選ぶことで、
通信速度は速くなるものの、逆にデメリットになるようなことはないのでしょうか?

実はv6プラスやtransixなどに対応したプロバイダを利用することで、
できなくなることもあるんです。

v6プラスやtransixでは
 ・固定IP
 ・特定の通信プロトコル
 ・特定の通信ポート
が使えなくなります。

恐らくほとんどの人の頭に「?」がいくつも浮かんでいるでしょう。

それらが使えなくなることで、具体的に何ができなくなるかと言うと
 ・自宅にサーバーを立てて公開する
 ・自宅のパソコンに外出先からアクセスする
 ・Webカメラを外出先から視聴する
 ・050などで始まる電話番号を持つ一部のIP電話
 ・PS4の一部のオンラインゲーム(FPS等)
などです。

正直できなくなって困ることは少ないんですが、
防犯カメラやペットの見守りカメラを使っている場合は不便になるかもしれません。

またすでに自宅の固定電話をIP電話に切り替えている場合も少し面倒ですね。

最後のPS4のオンラインゲームにしても、一部とは言え、
プレイできなくなる恐れがあるわけですから不便ですよね。

しかし多くの人にとっては、通信速度の大幅アップというメリットに比べると、
デメリットは微々たるものだと思います。

ただデメリットが全く無いわけではありません。

なので、v6プラスやtransixなどに対応したプロバイダに乗り換える際は、
今一度自分のインターネット利用環境を確認しておきましょう。

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