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ドコモ光の「TNC」の評判が良くないのは、IPv6対応でも速度アップが期待できないから

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ドコモ光のプロバイダ「TNC」の評判

こんにちは、ドコ太郎です。

フレッツ光やドコモ光などのように、
光回線サービスって全国どこでも利用できるものってイメージがありますよね。

しかし光回線サービスの中には、
 ・コミュファ光
 ・eo光
などのように、地域限定でサービスを提供しているものもあります。

通信速度世界最速が売りの「NURO光」も少し前までは関東限定でしたし、
現在でも関東・東海・関西でしか利用できません。

実は光回線だけでなく、プロバイダにも提供地域が限られているものがあるんです。

その1つが今回紹介する「TOKAIネットワーククラブ(TNC)」です。

ドコモ光のプランBで利用できるプロバイダで、提供地域は何と静岡県のみ。

地域限定と言っても「関東」とか「関西」とかある程度広い範囲だったりするんですが、
1つの県だけでしか利用できないというのは珍しいかもしれませんね。

私は静岡県民ではないので利用できませんが、
利用者からの評判はどうなのでしょうか?

利用者にとっては「ご当地プロバイダ」ですから、
評価も若干甘くなるのかなと思いましたが、結構辛辣な意見も少なくありませんでした。

特に通信速度に関してはシビアな意見が多かったですね。

1年ほど前までは比較的好意的な意見が多かったんですが、
この1年で否定的な意見が増えてきています。

具体的には
 ・1Mbps以下しか出ないこともあり、最近質が落ちてきている
 ・300Kbps~30Mbpsを行ったり来たりで不安定、夜は300Kbpsで安定
 ・20時以降は1Mbpsを切ることも
 ・有線でもネットに繋がらないことがある
 ・普通のサイトすら見られない
などなど。

やはりご当地プロバイダだけに人気は高いようで、
静岡県内ではシェアNo.1のプロバイダなんだとか。
(しかもシェア率は約25%)

そのため設備増強が追い付かず、
特に夜間の通信速度低下を引き起こしているんだと思われます。

地域限定のプロバイダだけに、
費用面などの問題で設備増強が簡単にはできないのかもしれません。

しかし通信速度以外は比較的好評ですから、
通信速度だけで評価を落としてしまっているのはもったいないですね。

実はあのプロバイダと運営会社は同じ

TNCはTOKAIコミュニケーションズという会社が運営しているプロバイダです。

「TOKAIコミュニケーションズが運営」と聞いて「あれ?」と思った人も
居るかもしれません。

そう実はドコモ光の指定プロバイダにはもう1つ「@TCOM」という
TOKAIコミュニケーションズが運営しているプロバイダがあるんです。

グループ企業ならともかく、
1つの会社が2つのプロバイダを運営しているというのもおかしな話ですよね。

なんでもTNCはダイヤルアップ接続の時代からプロバイダ事業を行っていた会社で、
@TCOMは元々ケーブルテレビのインターネット部門を請け負っていた会社なんだとか。

それが買収・吸収・合併などによってTOKAIコミュニケーションズという1つの会社に
組み込まれてしまったようです。

元々別の会社でも、
運営会社が同じになった以上はブランドを統一した方が分かりやすいと思いますが・・・。

@TCOMは地域限定ではなく全国で利用できますが、
こちらもTCN同様プランBのプロバイダです。

プランBのプロバイダはプランAのプロバイダより月額料金が200円高くなっています。

それでいて基本的なサービス内容は同じですから、
プランBのプロバイダを選ぶ理由がそもそも無いんですよね。

なので新規申込はもちろん、メールアドレスを変えたくないとか
プロバイダ乗り換えで違約金が発生するなどが無いならプランAを選ぶべきですね。

IPv6対応で今後通信速度の改善が期待できる?

通信速度が遅くなる原因は色々ありますが、
その中の1つに「通信方式の問題」があります。

現在主流となっている通信方式は「IPv4」と言われるものです。

IPv4には、回線の最大通信速度とは別に、
最大200Mbpsという速度制限が設けられています。

フレッツ光やドコモ光は最大1Gbpsですが、
通信方式がIPv4だとどんなに条件が良くても200Mbpsまでしか出ません。

最大1Gbpsや2Gbpsの回線で、実測がせいぜい100Mbps前後しか出ないというのは
この速度制限がボトルネックになっていたからなんですね。

それからIPv4は、網終端装置というところを経由しないとインターネットに繋がりません。

この網終端装置、利用者の増える時間帯には混雑しやすく、
通信速度低下の原因となっています。

要するに、夜間に通信速度が落ちる原因の1つが網終端装置の混雑なんです。

実は通信方式をIPv4から次世代通信方式であるIPv6に変えることで、
通信速度低下の問題を解消できる可能性があります。

IPv6では、速度制限が無くなり、
網終端装置を経由しなくてもインターネットに繋がることができます。

IPv4で速度低下の原因となっていた2点を回避できるので、
IPv6では通信速度がアップする可能性が高いわけです。

TNCはIPv6対応のプロバイダですから、
今後は通信速度が改善される可能性もあるのではないでしょうか。

ただIPv6 PPPoE対応・・・

TNCはIPv6対応とは言え、大幅な通信速度アップは期待できません。

IPv6は1種類ではなく
 ・IPv6 PPPoE
 ・IPv6 IPoE
 ・IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)
という3種類があります。

このうちTNCが対応しているのは1つ目のIPv6 PPPoEです。

IPv6 PPPoEは、網終端装置は経由しないんですが、
IPv4と同じく速度制限が設けられています。

ですから網終端装置の混雑に巻き込まれないので、
夜間の通信速度が速くなる可能性はあります。

しかし速度制限のせいで、通信速度は体感的にはこれまでとほぼ変わらないんですね。

ちなみに2つ目のIPv6 IPoEと3つ目のIPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)に対応している
プロバイダであれば通信速度の大幅アップが期待できます。

ただしIPv6 IPoEで通信速度が大幅に速くなるのは、
「IPv6に対応したサイトやサービスを使った場合」だけです。

IPv4とIPv6には互換性が無いので、
IPv6に対応していないサイトやサービスをIPv6で利用することができません。

現状IPv6に対応しているのは
 ・Google  ・YouTube  ・Facebook
 ・ネットフリックス  ・ウィキペディア  ・IPv6対応プロバイダの公式サイト
ぐらいで、その他大半のサイトやサービスはIPv4のみ対応となっています。

今のところIPv4のみ対応のサイトやサービスの方が圧倒的に多いですから、
通信速度が大幅にアップすると言ってもかなり限定的なんですね。

3つ目のIPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)であれば、
IPv4のみ対応のサイトやサービスもIPv6で利用できます。

ほぼ全てのサイトやサービスをIPv6で利用できるわけですから、
通信速度の大幅アップを実感できる可能性が高いですね。

「ネット回線は通信速度が命」というのであれば、
IPv6対応でもIPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)対応のプロバイダを選んだ方が良いですよ。

TNCのオプションサービス

TNCは通信速度重視だとオススメできませんが、
オプションサービス重視ならオススメのプロバイダです。

まずメールオプションですが、メールアドレスを3つまで無料で使うことができます。

追加することも可能で、その場合は1つにつき月額100円が必要となります。

ドコモ光のプロバイダでは、メールアドレス1つ無料で2つ目以降有料というところが
多いですから、3つ無料で使えるのは結構お得ですね。

1人でも仕事用とプライベート用を使い分けることができますし、
我が家のように夫婦で使う場合はそれぞれにアドレスを持つことができます。

また追加の料金も、1つにつき月額200円ぐらいのところが多い中、
月額100円とお安くなっています。

次にセキュリティオプションですが、
「TOKAI SAFE」というセキュリティソフトを月額400円で利用できます。

無料利用期間が設けられており、
通常月額400円のところ利用開始から6か月間は無料となります。

「TOKAI SAFEってプロバイダオリジナルのサービスで本当に大丈夫なの?」と
心配になるかもしれません。

TOKAI SAFEはプロバイダオリジナルではなく、
「F-Secure」というセキュリティソフト専門の会社が提供しているサービスです。

日本での知名度はあまり高くありませんが、
海外では比較的メジャーなセキュリティソフトみたいですよ。

1つの契約で6台まで使用可能で、対応OSが
 ・Windows  ・Mac
 ・Android  ・iOS
となっています。

1つの契約で1台だけというプロバイダもありますし、
せいぜい3台ぐらいまでが多いんですが、6台まで使えるのはお得です。

しかもiOSすなわちiPhoneやiPadにも対応しているのが良いですね。

他のプロバイダのセキュリティサービスだと、
iOSだけ対応していない場合も少なくありません。

日本ではiPhoneユーザーの方が多いですから、
iPhoneで使えないセキュリティソフトは使い勝手が悪いんですよね。

サポートオプションはインターネットのみならず生活全般をサポート

TNCの通信速度以外の評判は良いと先に書きましたが、
その要因の1つがサポートオプションにあります。

電話かメールによるサポートであれば、無料で何度でも受けることができます。

ただし遠隔操作によるサポートには対応していません。

これだけだとむしろ他のプロバイダに劣りますが、
「ネットPCレスキュー隊」というオプションが凄いんです。

月額500円で、
基本料金が無料の作業料金だけで訪問サポートをお願いすることができます。

インターネットの接続設定やパソコンやスマホの初期設定はもちろん、
パソコンや周辺機器のトラブルにも対応してくれます。

さらにマンツーマンでパソコンやインターネットの使い方のレッスンも受けられます。

まだまだそれだけじゃなく、
パソコンやインターネット関連以外のこともサポートしてもらえます。

例えば
 ・水回りのトラブル(水漏れ、つまりなど)
 ・網戸、畳の張替え
 ・雨漏りの修繕
 ・鍵の閉じ込み
 ・害虫駆除
 ・エアコンクリーニング
などなど、電話一本で家まで駆けつけてくれます。

さらにハウスクリーニングや家事代行なんかもお願いできちゃいます。

まだ驚くのは早いですよ、何と医療相談ダイヤルも無料で利用できます。

日常の健康から突然の怪我や病気の相談、夜間・休日や旅先で利用できる
医療機関の案内、栄養など食事に関する相談まで受けられるんです。

私はTCNユーザーではありませんが、ここまで充実していると、
このオプションだけでも利用したいと思ってしまいますね。

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